活動目標

 母子保健における児童虐待予防に関する人材育成を図るとともに、有効な人材育成について研究を行うことを目的に活動しました。
 キックオフ研修会「世界から学ぶ虐待予防」の講演録を活用し、現場での実践につながるような学習会に取り組みました。

活動内容

1 総会

書面審議を行い、意見・質問はなく、すべての議案は承認を得ました。

2 役員会・運営会議

オンライン実施やメールを活用し、役員および運営委員へ情報提供し、共有を図りました。

3 講演録の作成

2018年「世界から学ぶ虐待予防」、2019年「世界から学ぶ虐待予防パート2」の講演録を500部作成し、会員への配布、希望者への販売を開始しました。

4 研修等
①小林美智子先生の講演録を活用した学習会の開催

顧問・役員・運営委員がファシリテーターとなり、参加者相互での意見経験を通して学びを深める学習会を3回開催しました。
① ケンプ理論に基づく支援(11月)
② 精神疾患のある養育者の理解 (12月)
③ ソーシャルサポート(量と質)について 孤立、孤独を抱える養育者の理解(1月)

②討論会「小林美智子先生との討論会」2023年3月4日(土)

キックオフ研修会「世界から学ぶ虐待予防」の講演録の完成を記念し、ケンプ理論の実践を事例から学び理解を深めるために小林先生と参加者との活発な意見交換を行いました。

5 会員相互学習会等

コロナ禍における母子保健活動についての情報交換は、学習会にて実施しました。
子ども虐待関連の学会参加への補助及び参加会員からの報告会の開催については、参加補助希望者はなく、実施しませんでした。

6 新規会員の開拓のための、広報・啓発活動

ホームページに、子ども虐待関連の学会等学習の場についての情報を追加しました。
今年度の新たな取り組みとして、本会の活動をわかりやすくPRするためのリーフレットを作成し、県内自治体や大学等へ配布しました。

7 自主学習会への支援

開催はありませんでした。

8 関係団体との連携

学習会や討論会の開催について、役員・運営委員の各所属機関に加えて、東京法規出版地域保健WEB、横浜市立大学児童精神科の皆様に周知のご協力をいただきました。

9 調査「神奈川県内看護職の児童虐待予防に関する活動の実態把握」

今年度も、新型コロナウイルス感染症の影響もあり実施しませんでした。

→ 2021年度 活動報告