1 活動目標
本会は、母子保健における児童虐待予防に関する人材育成を図るとともに、有効な人材育成について研究を行うことを目的に活動しました。
2024年度は、現場のニーズに沿ったワークショップ、学習会や討論会を開催したほか、児童虐待予防に関する活動の実態調査等に取り組みました。
7年目となる本会の活動内容を周知する機会を増やし、新規会員の開拓のための方策について検討しました。
2 活動内容
1.総会 6月9日(日)13:00~13:30 参加者31名
意見・質問はなく、すべての議案は承認を得ました。
2.役員会、運営委員会の開催 4月16日、5月9日、6月9日、9月19日、10月23日、12月14日、3月8日
オンライン、対面により実施し、議事録についてはメールを活用し、役員および運営委員へ情報提供し、共有を図りました。
3.講演録の配布・販売
2018年「世界から学ぶ虐待予防」、2019年「世界から学ぶ虐待予防パート2」の講演録について、会員への配布や希望者への販売を行いました。
4.研修会「育てにくさを感じる子どもとその親への支援」の開催 6月9日(日)14:00~16:00
会場 ウイリング横浜12階127研修室
講師 母子愛育会総合母子保健センター愛育研究所 新生児・小児担当部長 伊藤 康 氏
参加者 35名(会員 31名、非会員 4名)アーカイブ38名(会員18名、非会員20名)
5.ワークショップ「かながわの保健師活動の未来構想~15年後の未来の保健師活動を語ろう~」の開催
日時 8月4日(日)14:00~16:00
会場:横浜市立大学 みなとみらいサテライトキャンパス
ワークショップ主催 横浜市立大学看護学科地域看護学領域 有本 梓 教授
参加者 42人(会場30人、オンライン12人)
6.学習会の開催
顧問・役員・運営委員がファシリテーターとなり、参加者相互での意見交換を通して学びを深める学習会を3回開催しました。
日時・会場 | 会場 | テーマ | 参加者数 |
10月5日(土) 14:00~16:00 | ウイリング横浜127会議室 | 養育者の社会的孤立・孤独への支援を考える | 9名(会員4名、非会員5名) |
12月7日(土) 10:00~12:00 | ユニコムプラザさがみはらミーティングルーム4 | ケンプ理論から日常の事例を振り返る | 19名(会員4名、非会員15名) |
2025年1 月11 日(土) 9:30~11:30 | 横須賀市まなび館第3学習室 | ケンプ理論のエッセンスを学ぶ 事例検討 | 14名(会員9名、非会員5名) |
7.第16回オレンジリボンたすきリレー2024へのブース出展 10月20日(日)11:00~15::30
ブース出展により、会の周知や講演会の閲覧を行いました。
8.討論会「小林美智子先生との討論会パートⅡ」 2025年3月8日(土)13:30 ~16:00
会場 ウイリング横浜研修室125 参加者 48名(会員24名、非会員18名、学生6名)
9.規約の改正の検討
賛助会員の設定について検討しました。
10.会員相互交流会の開催 年間2回
学会参加補助 日本公衆衛生看護学会(2025年1月4、5日)会員2名に補助
※本日の総会にて報告
11.新規会員開拓のための、広報・啓発活動
ホームページに、子ども虐待関連の学会等学習の場についての情報を追加しました。
本会の活動をわかりやすくPRするためのリーフレットをワークショップで配布しました。
研修会等の開催時に、会の活動を周知し、会員募集に努めました。
12.関係団体との連携 随時
役員・運営委員の各所属機関に加えて、全国保健師長会、東京法規出版地域保健WEB、社会福祉法人恩賜財団母子愛育会、横浜市立大学児童精神科の皆様に周知のご協力をいただきました。
13.調査「神奈川県保健師の児童虐待予防に関する活動の実態調査」の実施
調査方法 無記名自記式アンケート調査(質問紙・WEB併用)
調査期間 令和6年9月~11月
調査担当 横浜市立大学医学部看護学科地域看護学領域 教授 有本 梓、助教 赤塚 永貴、大学院生 谷川 愛優花、卒業生(特別区保健師)林田 悠花
※令和7年度第1回研修会で報告