痛ましい子どもの虐待事件はあとをたちません。児童虐待重篤事例検証結果も0歳児が約半数を占めることなどから、妊娠期から乳幼児期の予防的支援が重要とされています。児童虐待予防・早期発見が母子保健法に位置づけられ、その重要性はますます大きく期待されるところです。

しかしながら従事する保健師等看護職は熱心に取り組んではいるものの、自信が持てず、迷いながら手探り状態の中で支援を展開し、精神的に疲弊している支援者がいることもまた現実です。

そこでこれらにかかわる保健師等看護職を中心に、自主的な学習会を開催し、子ども虐待対応にかかわる実践力をあげ、予防的支援の充実を図りたいと考え、 本研究会を立ち上げました。