1 活動目的

 本会は、母子保健における児童虐待予防に関する人材育成を図るとともに、有効な人材育成について研究を行うことを目的として活動をしています。
 今年度は、新型コロナ感染症蔓延防止対策に配慮した研修会や、日本子ども虐待防止学会神奈川かながわ大会への参加などに取り組みました。


2 活動内容

(1) 2021 年度総会
 7 月26 日~8 月5 日で書面審議を行い、意見・質問はなく、結果全ての議案は承認されました。

(2)役員会、運営委員会
 運営委員会 4 回(ZOOM 会議で開催しました)
  令和3 年 5 月 4 日(土)総会準備、年間計画について
      9 月25 日(土)コロナ禍の母子保健活動について
      11 月13 日(土) JaSPCAN かながわ大会公募シンポジウムについて
  令和4 年 2 月 5 日(土)2022 年度活動計画・総会について
 役員会 3 回
  令和3 年 4 月26 日(月)総会準備(ZOOM 会議)
  令和3 年 7 月 3 日(土) JaSPCAN かながわ大会への参加について
  令和4 年3 月21 日(月) 次期役員の選出や次年度の活動方針について検討
 その他、研修会の打ち合わせや、JaSPCAN かながわ大会公開シンポジウムの企画・発表に向けた打ち合わせをメールやZOOM 会議で行いました。

(3)講演会 (ZOOM・オンデマンド)
 第1 回講演会 令和3 年9 月25 日(土)申込44 人(会員36、非会員8)
   オンデマンド公開(10 月2 日~15 日)視聴回数48 回
  テーマ「子どもの心の発達から考える虐待予防支援」
  講師 子ども家族のメンタルクリニックやまねこ 院長 田中 哲氏

 第2回講演会 令和4 年2 月5 日(土)申込41 人(会員25、非会員16)
   オンデマンド公開(2 月12 日~27 日)視聴回数11 回
  テーマ「精神疾患を持つ親の家族まるごと支援」
  講師 大阪大学高等共創研究院
   大阪大学大学院医学系研究科公衆衛生看護学教室 教授 蔭山 正子氏
   子育てピアサポートグループゆいらく ゆか氏

(4)日本子ども虐待防止学会かながわ大会(12 月5 日(土)・6 日(日))への参加
 公募シンポジウム
 「保健師の母子保健活動における虐待予防の重要性について再認識する」
  企画者:大場エミ会長
   ① 乳児ネグレクト徴候事例の特徴と市町村母子保健担当保健師の対応
    ~全国調査から(有本 梓)
   ②児童虐待予防「ケンプ理論」に基づく個別支援の実践から(山崎 由美)
   ③コロナ禍で取り組んだ母子保健活動とそこから見えてきたもの(彦根 倫子)
    新型コロナウイルス感染症の増加に伴う母子保健活動の実態把握を目的に「神奈川県内での母子保健活動についての実態調査」を令和3 年8 月に県内33市町村に対して、市町村の母子保健担当課へ質問紙調査を行いました。
    参加人数 40 人

(5)自主学習会への支援
 新型コロナ感染蔓延防止対策のため活動は中断しています。

(6)関係団体との連携
 講演会の周知に雑誌地域保健、保健師長会の協力をいただきました。

(7)調査「神奈川県内看護職の児童虐待予防に関する活動の実態把握」
 新型コロナの影響により今年度は中止しました。

 

→ 2020年度 活動報告